6月13日、25人が集まったBBQで、友人が副幹事として運営に加わってくれました。参加するだけでなく、準備を分け合って同じ場をつくる。その日のことは、以前のブログにも書きました。人との関係を考えるとき、私はこの経験を思い返します。顔を知っていることと、何かを一緒に任せ合えることの間には、少し距離があるからです。
イベントを開くと、新しく出会う人の数に目が向きます。それも楽しみの一つです。ただ、コミュニティを続けていくうえで考えたいのは、出会った後の時間です。初めて会った人と、次にどんな機会を持てるか。今回は、再会しやすい場をどうつくるかについて考えてみます。
一度の会話で、相手を分かったことにしない
初対面では、仕事や住んでいる地域、休日の過ごし方などを話すことが多いと思います。限られた時間では、話しやすい話題から始めるのは自然なことです。それでも、その日の印象だけで相手の人柄を決めると、まだ聞いていない話が残ります。
大人数では静かでも、少人数ならよく話す人がいるかもしれません。忙しい時期と落ち着いた時期で、話せる内容が違うこともあります。二度、三度と会う意味は、最初の評価を確かめることだけではありません。その都度、知らなかった面を知り、見方を変えられることにもあります。
関係の深さを、会った回数だけで測るつもりはありません。ただ、一度で分かろうとしない姿勢は、相手が自分のペースで話せる余地を残します。主催する側にも、その余地を急いで埋めないことが必要だと考えています。
再会の理由を、小さく具体的にする
また会いたいと思っても、次のきっかけがなければ時間は過ぎていきます。再会しやすい場を考えるなら、目的を大きくしすぎないほうがよさそうです。一緒に食事をする、関心のある催しに参加する。普段の生活に無理なく入る用事があれば、会うための負担も小さくなります。
主催者として心がけたいのは、参加する理由を伝え、来るかどうかを相手に委ねることです。予定が合わないときに断れることも、次の機会につながります。毎回参加する人だけを大切にすると、久しぶりの人は戻りにくくなってしまいます。
たとえば、次の集まりの内容や時間を分かりやすく案内する。初参加の人と、以前来た人のどちらも話に入れるようにする。そうした運営の工夫を重ねたいと思います。深い関係を求めることと、早く親しくなるように促すことは別です。
同じ時間を過ごすと、見えることが増える
冒頭のBBQのように何かを一緒につくる場には、会話だけでは分からない面が表れます。誰に何をお願いするかを考え、互いの担当を確かめる。そこで少しずつ、頼めることや、助けが必要なことが見えてきます。小さな役割を分け合うことも、関係を育てる一つの方法です。
私はITインフラエンジニアとして15年働いた後、独立し、2022年11月に合同会社ryuproを設立しました。以前はシステムを支え、今はイベントやコミュニティの場をつくっています。仕事の対象は変わりましたが、続けられる状態を考える姿勢は共通しています。
人との関係にも、続けやすい仕組みがあっていいと思います。次に会う機会が分かること、無理な役割を抱えないこと、間が空いても参加できること。出会いの場を開くなら、その後の関わり方まで考えていきたいです。
最近出会った人の中に、もう少し話してみたい人はいますか。次に会うなら、どんな時間を一緒に過ごせそうでしょう。前に話したことを一つ思い出してみるだけでも、誘う理由が見つかるかもしれません。
食事をきっかけに人と話す場を探している方は、楽SAKEターミナルをご覧ください。催しの内容を見て、興味のある機会から参加していただけたらうれしいです。